Thursday, September 21, 2006

return to eighties

トートツだが俺は、80年代にセーシュンを過ごした世代だったりする。
いわゆる、10代をね。

しかしながら。

俺は自分のセーシュン期である所の80年代が、当時は大っ嫌いだった。
…バブリーで、浅くて、嘘くさくて。
…飾れば飾る程、貧乏くさくて、みたいなイメージ(笑)

70年代にカッコよかったバンドも、80年代に入ってみんな一気にカッコ悪くなった。
ハッキリ言って意味の無い、とってつけた様なハイファイ志向は
ROCK N' ROLLの気持ちいいミッドレンジまでも根こそぎ削り落としてしまった。
ライヴエイドに出て来たボンゾレスZEPPELINも「なんだかなあ」な感じで。
ロバートプラントの髪型とサテン(?)のシャツがとにかくダサかった印象しかない。

俺たちの住むニポーンはもうそれ以前のていたらくで。
全世界が馬鹿一色に染まった時代…それが、俺の当時抱いていた80年代の印象だった。
ちなみに。
ギョーカイ人もこの時代を引きずっている人はだいたいどーしよーも無い馬鹿が多いwwww

で。大人になって、気付いた事がある。
あんなに嫌悪していた80年代イメージ…それは結局の所、
アホなメディアがでっちあげた「80年代」に過ぎなかったんだな、って事。
古本屋なんかで、当時の馬鹿雑誌をパラパラめくってみると良く分る。

クルマ→オンナ→ラーメン→マイクタイソン→湾岸→クルマ→オンナ(以下ループ

アホか。氏ね(怒)

80年代後期に入って、愛すべきGUNS N' ROSESが登場したとき、俺たちは狂喜した。

Capitain America's been torn apart
Now he's a court jester With a broken heart
He said turn me around And take me back to the start
I must be losing my mind "Are you blind ?"I've seen it all a mllion times
-Paradise City

俺たちはソッコーでTATOOを入れた(笑)当時溜まり場だった「山川邸」ってトコで。
みんなまだ10代だったし、先の自分達のライフスタイルがどうなるかなんて、
まったくもって分ったモンじゃなかったけど
…あの薄気味悪いバブリーな社会風俗に対する、心の底からの反抗だったんだろーなー
なんて、今振り返ると思う。とにかく、やらずにはいられなかった。

ディスコの巨大な照明が落下したあの事件は、バブルの崩壊を象徴するかの様だった。

で。90年代に入って…
カートコバーンがそんな馬鹿時代=80年代の崩壊に完全にトドメを刺した。

俺たちはあいかわらずバンドをやっていた。
グランジやおマンチェ、シューゲ、ハウス、エレクトロ。
いろんなモノが出て来て、結構それなりに楽しかったな。

で。そんな90年代も終わった。

俺たちはあいかわらずバンドをやっている。なげーなしかし(汗)

最近、80年代を思い返す事が多い。
先にも書いた様に、アホなメディアのインチキ臭いクソ洗脳のおかげで
俺はあの時代の、沢山の素晴らしいモノを見落として来た気がする。

DISCHARGEやCRASS、UKハードコアが出て来たのも、愛すべきGOTHが産まれたのも、
今思えば全部80年代じゃねーか。

70年代アングラがそのままタフに進化した地下カルチャー、ちゃんとあったんだよな。

ごめんよ80年代。
そしてただいま80年代。
馬鹿にしたりなんかして悪かったな。馬鹿なのは俺の方だったぜ。

「お前なんか嫌いだ」って過ごしてしまった10年間を、もう一度やり直そうよ(笑)

…なんて、ひとり思ってみたりする早朝。

Tuesday, September 12, 2006

depth indeep depth



strange moon melt in the night behind burning method.
my needle to imbrue your lips with in fresh red blood.
you are blind angel who lived without mercy of the god
Don't fear worshipping the secret shrine your icon stood.

depth indeep depth
turns into the immaculate darkness

from "depth" (C) H.L.EURO 2006

そんなこんなでレコーディングに向けてあれこれ作業は続く。
今日は久しぶりに【兄貴】MARQUEE【ゴルフ】と連絡を取り合い、
収録される曲についての作戦会議なんかもしてみたり。
…それにしてもこのオッサン、ゴルフも麻雀もVFも強い訳だが
音楽制作になると全くもって本当に心強い。
今後はfunction code();のレコーディングなんかにも参加してもらおうwww

てな訳で、アルバム「iNDEEP」には兄貴の曲も2曲収録される事になった。
彼は今、別のプロジェクトでごそごそ曲を書いたりしているのだが
やっぱり「こ…これぢゃiDだな(汗)」な曲があるらしく(笑)
これにてようやく、フルアルバムの収録曲がほぼ全て出揃った訳だ。

前作に続き、基本的にはヨーロッパでのリリースなので、
当然その内容も欧州マーケットを意識したモノになり。
歌詞も前作同様に全て英語詩で書いて来た訳だが…あちらのオーガナイザーより
「ここであえて日本語の歌詞も入れよう」と今さらなメールが。

(゚Д゚)「に…日本語詩…?…断固として断る。理由?気恥ずかしいからだ(爆)」
(゚⊇゚)「日本語はこちらの人間にとってインパクトがあるんだから、入れよう」
(゚Д゚)「うるせーな。ぢゃどっかに一ケ所だけ入れるよ。絶叫でなwwwwww」
…歌詞ミーティングは数行のメールで終了した(笑)

「真夜中の美術館に火を着けろ!
 知性と伝統、お前の楽園が燃え上がるのを見たい!」

…出来たwwwwwww焼き直し作戦wwwwwww

ちなみにわたくし。vandalismになぞまるで興味は無い(笑)

ちょっと気が早い話ではあるが、ジャケ写も出来上がった。
※お写真参照。

近日、インナーブックレットや媒体で使うアー写もまた撮影する事になる訳だが…

俺。ヲハルさん、そして兄貴。

……………ちょ。

ムサすぎる。あまりにもムサすぎる。嗚呼、…ムサすぎる(汗)

てな訳で。

アー写の撮影にみどりちゃんと…できれば理科様も加わってもらえる様、
相談しよう、そうしよう。

…アー写ミーティングも速やかに終了した(笑)
うむ。このスマートさはビジネスマンにとって非常に大事だ。
(シュボッ←煙草に火を着けてみたり)

…楽しいな。嗚呼楽しい。楽しいなったら楽しいな♪

楽しく、ハッピーに…心からの愛と、誠意を持って。
無垢の闇の中へ、己の精神の暗黒の中へ、帰ろう。

「スタイル」じゃないんだ。真剣に、そう思っている。